エステバンから、毎日のように塔へ行こうと誘われます。
ルイボスは誘いを断ってしまいますが、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
そんなある日、エステバンのお母さんがお亡くなりになりました。
不幸のどん底にあるエステバン…
なんと声をかけたらいいのでしょうか…
そんな状況にありつつも、塔へと誘ってきます。ルイボスはもう断ることは出来ませんでした。
どん底にあるエステバン。
元気を出して欲しい。
でもそれは、仲の良い友達として。
追い打ちをかけることになってしまったかもしれない。
それでも、エステバンに新しい幸せを見つけて欲しいから。
塔へと行くルイボスとエステバンを心配したのか、ロニーが駆け寄ってデートに誘ってきた。
(ごめんね、エステバン…)
立ち去るエステバンの後ろ姿を見ながら、彼の幸せを願わずにはいられなかった。